About Project
株式会社ロイヤルマイル(東京都新宿区)は、能登半島地震からの復興支援を目的としたプロジェクト「輪島塗×国産ハンドメイドウイスキーグラス」を2024年6月29日(土)12:00より、応援購入サービスMakuake(マクアケ)にて募集を開始し致しました。ネクストゴールに向けて今も挑戦を続けております。
2024年8月の様子(輪島市内)左:公費解体が進んだ朝市周辺 中:解体待ちの建物の一例 右:下水管が飛び出た道路
輪島市では、震災から月日が経ちましたが、復興が徐々に進んでいるものの、まだまだ解体待ちの建物も多く、見方によっては震災直後と変わらないように見えてしまうのが実情です。
輪島市周辺道路は、自動車がなんとか往来できるようには復旧してもらえていますが、至る所で液状化や隆起により路面が波打ち、下水管もたくさん飛び出ています。
険しい道のりが続きますので、一人でも多くの方からの協力が必要不可欠です!
被災により倒壊した輪島塗の工房再建に向けて、一緒に目指していただける仲間を募集しています!
Glass Gallery
輪島塗の熟練の技により、優美で華麗な蒔絵をグラスへ加飾することが可能に。
About Saki Glass Series
咲グラスは、初回限定100脚が数分で完売という入手困難なウイスキーグラスのシリーズです。1脚1脚を職人の方が手作りで作製するため、現在でも入手困難なグラスとなっております。
塗師
加波次吉漆器店 / 4代目
加波 基樹 / Motoki Kaba
明治年間、
初代加波次吉が塗師屋(ぬしや)を起こしました。
塗師屋という聞き慣れない言葉は、
実際に漆器を作る職人としての仕事だけにとどまらず、
販売までを行う人やお店のことを指します。
当時の加波次吉漆器店は、
輪島では1・2を争う隆盛を誇り、多くの蔵を有していましたが、
のちの後継者が塗師屋ではなく職人として活動したため、
塗師屋としての姿を消してしまったのです。
私は現在4代目として、
先代である父に職人として師事しながらも、
初代のような『職人が切り盛りする塗師屋』として、
製造から販売までを一貫して行っています。
一度は途絶えてしまった先代の名を守りながら、
新しい漆の可能性を日々模索しています。
「塗れるものなら何でも塗る」のポリシーのもと、
異業種や新素材とのコラボレーションを積極的に行っています。
苦労はありますが幸せな毎日を送っています。